「頭が痛い」「頭がボーっとする」「肩がこっている」という方におすすめなのが、頭蓋骨マッサージ。
頭痛など頭に関する症状だけではなく、ストレス、肩こり、目の疲れ、首のこりなど、様々な症状に効果的なマッサージ方法をお伝えするので、是非今日から試してみてください。
目次
頭蓋骨マッサージとは?
頭蓋骨マッサージとは、どのような人に適しているのか、という点から説明させていただきます。
・ストレスのたまっている人
・目を酷使している人
・肩や首がこっている人
もし、あなたが上記に当てはまる点があるのであれば、是非頭蓋骨マッサージをおすすめします。
では、次に頭蓋骨マッサージにどのような効果があるのか紹介させていただきます。
・頭がスッキリする
・頭痛が軽減される
・肩や首のこりが軽減される
・顔のむくみをとることができる
・ほうれい線やたるみなどを解消できる
頭が痛い、ストレスが辛いという様々な心身症状を軽減させるだけではなく、たるみ解消や、ほうれい線を薄くするなど美容効果もあるので、女性の方も是非試してみてください。
ストレスと頭の筋肉には大きな関係がある
「頭が異常に痛い」「頭痛がずっと続いている」と脳神経外科など医療機関にかかり、原因も調べたのに“異常なし”と言われた経験はありませんか?
これが他の病気が原因とならない、主にストレスによって引き起こされる慢性頭痛の症状です。
慢性頭痛には大きく3種類あります。
「片頭痛」「緊張型頭痛」「群発頭痛」です。
女性に多い片頭痛
20代から30代の女性におおくみられる片頭痛。
頭の片側、または両側がズキンズギンと脈を打つように痛みます。
音や光にも反応し、頭痛がひどくなり、症状がひどい場合は私生活もままならないほど強い痛みを伴います。
原因は、過度なストレスが主です。精神的なストレスと、月経や睡眠不足や気候の変化でも症状を悪化されることがあります。
誰にでも起こりうる緊張型頭痛
頭全体が潰されるようなギューッとした痛みを伴うのが、緊張型頭痛です。
子供や、お年寄りなど年代、性別を問わずにストレスを要因に発症します。
ストレスの他に、肩こりや悪い姿勢、血行不良などが要因となっている場合も多いので、ストレッチでも症状を軽減されることができます。
男性に多い群発頭痛
片頭痛とは逆で、女性の3倍もの20代から40代の男性が悩まされるのは群発頭痛です。
「目の奥がえぐられるように痛い」「キリで刺されるような鋭い痛み」という症状が特徴で、夜間や決まった時間に症状が出ることから群発頭痛といわれています。
ストレスが要因にもなりますが、主にアルコールをきっかけに発症し、その激しい痛みは耐えられないほど強いものです。
頭蓋骨マッサージのやり方・注意事項
まずは、あなたの頭のこりをチェックしてみましょう。
・両手の指の腹を使い頭全体の硬さをチェック
・親指と人差指で頭皮をつまむ
・頭皮に指を1分間押し当てて離して10秒後元に戻るか
上記のチェックに1つでも当てはまる人は、頭がこっているということになります。ストレスは、頭のこりを生み、頭のこりも頭痛を生み、頭痛は更にストレスを貯めます。
負のスパイラルから抜け出すために、まずは頭蓋骨マッサージから始めてみてください。
1、額の中心髪の毛の生え際から中指を使って頭の頂点まで2cmほどずらしながら3秒間ずつゆっくりとプッシュしていってください
2、両手を軽く広げ、頭を包み込むようにして親指でこめかみその他の指で頭の中心をとらえて全体的にプッシュしてください
3、耳の後ろ、髪の毛の生え際に両手の親指を当てて、持ち上げるように小さくぐるぐると5秒程度指圧、2cmほど内側へずらし頭部の下を通り、真後ろまで指圧する。
ポイント
・頭蓋骨を囲むように手を置くこと
・指の腹を使って指圧すること
・髪の生え際から中心に持ち上げる感じで指圧する
・体の中心ラインはツボが集中している
・痛気持ちいい程度の力で指圧すること
以上の点に気をつけながら頭蓋骨マッサージを実践してみてください。
整体師の方が教える頭蓋骨マッサージも是非実践してみてください。
【整体手技】頭蓋骨のカンタン矯正法
日常生活に取り入れてほしいこと
頭蓋骨マッサージは、是非日常生活に取り入れて毎日実践してみてください。
テレビを見ながら、お風呂上がりなどリラックスタイムや、何かをしながらでもできますのでこりや痛みを実感しているときだけではなく、毎日こつこつと実践してみてください。
こりや、ストレスは1日で溜まるものではありません。
積み重なった無理や我慢が慢性的な頭痛を引き起こします。
頭蓋骨マッサージも、1度で効果が実感できますが、慢性的なこりやストレスを軽減させるためには“溜め込まないこと”がとても大切です。
また、ホットタオルを首に巻いて温めながら行うことや、入浴中に行うこともおすすめします。
ただし、過度な飲酒をされた日や、頭痛が激しいときはマッサージを控えてください。
一度も医療機関にかかったことがなく、ご自身の頭痛の原因がわからない方は、まずは専門の医療機関を受診されることをおすすめ致します。
頭痛には、病気が隠れている場合も多々ございますので、自己判断をなさらないようにしてください。
あなたにとって、1日でも早く快適な日が訪れますように。
最後まで読んで頂いてありがとうございました。
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